結婚相談所の開業は、競争が激しく、集客が難しいという課題があります。本記事では、集客のサポートを受けられるフランチャイズを活用するメリットなど、結婚相談所の開業で失敗しないためのアイデアを解説します。
結婚相談所へのニーズは高まり続けている
結婚相談所へのニーズが高まり続けている理由は、大きく分けて2つあります。
1つは、結婚に対する意識の変化です。
かつては、結婚は「親が決めるもの」や「自然にするもの」という考え方が一般的でした。しかし、近年では、結婚は「自分の意志で選ぶもの」という考え方が広まっています。そのため、結婚相手を自分で探す際に、結婚相談所を利用する人が増えてきていると考えられます。
もう1つは、結婚・婚活に関する情報の充実です。
インターネットやSNSの普及により、結婚・婚活に関する情報が簡単に手に入るようになりました。そのため、結婚相談所を利用することで、効率的に結婚相手を探すことができるというメリットが認識され、利用者が増えていると考えられます。
結婚相談所を単なる「お見合いの代わり」と捉えている人は少なく、結婚・婚活に関するさまざまなサポートを求めている人が多いことも、ニーズが高まっている理由の1つです。
結婚相談所では、プロフィール作成やマッチング、お見合いのセッティングなどのサポートを受けることができます。また、カウンセラーによるアドバイスや、婚活セミナーなどの参加も可能です。
このように、結婚相談所は結婚相手を探すだけでなく、結婚・婚活に関するさまざまなサポートを受けられる場所として、注目を集めています。
結婚相談所を開業するメリット
結婚相談所を開業する3つのメリットを、他業種との比較を交えて紹介します。
開業・運営コストが低い
結婚相談所を開業するメリットとして、まず挙げられるのが、開業・運営コストが低いことです。
他業種では、店舗の賃料や設備の購入費用など、開業にかかる費用が大きく、また、人材を雇用して運営する場合は、人件費も大きな負担となります。
一方、結婚相談所は、店舗を借りずに自宅の一室で始めることもでき、また、システムやサービスを利用する場合は、それらの費用のみで開業することができます。
さらに、近年では、オンラインの結婚相談所が増えており、店舗を持たずに運営することも可能になっています。
オンラインの結婚相談所では、インターネット上でプロフィールの閲覧やお見合いの申し込みができるため、店舗を持つ必要がありません。
そのため、初期投資を抑えて開業することができ、また、ランニングコストも比較的低く抑えることができます。
自分ひとりで運営できる
結婚相談所を開業するメリットとして、次に挙げられるのが、自分ひとりで運営できることです。
他業種では、店舗やスタッフを管理する必要があり、そのために人件費や時間がかかります。
一方、結婚相談所は、自分ひとりで運営する場合も少なくありません。
自分ひとりで運営する場合は、人件費がかからないため、コストを抑えることができます。また、自分ひとりであるため、融通が利きやすく、自分のペースで仕事を行うことができます。たとえば、平日の仕事の合間に、土日や夜間に相談業務を行うことも可能です。
このように、結婚相談所は、自分ひとりで運営できるため、コストを抑えながら、自分のペースで仕事を進めることができます。
在宅で働ける
結婚相談所を開業するメリットとして、最後に挙げられるのが、在宅で働けることです。
他業種では、店舗に出勤して仕事をするのが一般的ですが、結婚相談所は、自宅の一室で仕事をすることも可能です。
在宅で仕事をする場合は、通勤やクライアントのもとへの移動がないため、時間と交通費を節約することができます。
また、自宅で仕事をすることで、子育てや介護などの家庭の事情と両立させやすいというメリットもあります。
このように、結婚相談所は、在宅で働けるため、時間や交通費の節約、家庭の事情との両立など、さまざまなメリットがあります。
結婚相談所を開業するデメリット
結婚相談所を開業するデメリットとして、まず挙げられるのが、フランチャイズや連盟に加盟しないと集客が難しいことです。
結婚相談所は、一般的に、会員制のサービスであるため、会員を集めることができなければ、成婚をさせることはできません。
しかし、自力で集客を行うには、広告宣伝費や人件費などのコストがかかり、また、ノウハウや経験がないと、効果的な集客を行うことが難しいという課題があります。
一方、フランチャイズや連盟に加盟すると、本部が持つ会員データベースや広告宣伝力などを活用して、集客を行うことができます。
そのため、自力で集客を行うよりも、効率的に集客を行うことが可能です。フランチャイズや連盟に加盟するためには、費用がかかりますが、加盟することによる集客や業務効率化のメリットは大きく、かかる費用以上の売上アップが期待できます。
結婚相談所の開業に必要な資金
個人で開業する場合
結婚相談所の開業に必要な資金は、運営方法や規模によって大きく異なりますが、個人で開業する場合の初期費用は、100万円~300万円程度が相場です。
具体的には、以下の費用がかかります。
- システムやサービスの利用料:100万円~200万円程度
- 加盟料:100万円~300万円程度
- 事務所の賃料:5万円~10万円程度
- 備品や消耗品の購入費:5万円~10万円程度
また、運営費用として、以下の費用がかかります。
- 広告宣伝費:月額数万円~数十万円程度
- 事務手数料:月額数万円程度
- 会員の成婚料:会員1人あたり数十万円程度
このように、結婚相談所を開業するには、ある程度の資金が必要です。
ただし、初期費用を抑えるために、自宅の一室で開業したり、広告宣伝費を抑えたりするなどの工夫をすることも可能です。
フランチャイズで開業する場合
結婚相談所の開業に必要な資金は、運営方法や規模によって大きく異なりますが、フランチャイズで開業する場合の初期費用は、100万円~500万円程度が相場です。
具体的には、以下の費用がかかります。
- 加盟料:100万円~300万円程度
- 研修費:50万円~100万円程度
- システムやサービスの利用料:100万円~200万円程度
- 事務所の賃料:5万円~10万円程度
- 備品や消耗品の購入費:5万円~10万円程度
また、運営費用として、以下の費用がかかります。
- 広告宣伝費:月額数万円~数十万円程度
- 事務手数料:月額数万円程度
- 会員の成婚料:会員1人あたり数十万円程度
このように、フランチャイズで結婚相談所を開業する場合は、個人で開業する場合よりも初期費用が高くなります。
その理由は、加盟料や研修費などの費用がかかるためです。
しかし、フランチャイズに加盟することで、本部が持つ会員データベースや広告宣伝力などを活用して、集客を行うことができます。
また、本部からさまざまなサポートを受けることができるため、開業後の成功率を高めることができます。
開業・運転費とは別に、1年分の生活資金があると安心
結婚相談所の開業には、開業資金のほかに、1年分の生活資金があると安心です。
開業当初は、会員数が増えるまで、収益が安定しません。そのため、生活資金が足りなくなると、アルバイトなどで収入を得る必要が出てきます。しかし、アルバイトをしていると、事業に当てる時間が減り、会員の対応や成婚率の向上に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、生活の不安は、精神的な余裕を奪い、サービス品質の低下につながります。カウンセリングやマッチングなど、結婚相談所の業務は、相手の気持ちに寄り添い、信頼関係を築くことが重要です。しかし、生活の不安を抱えていると、相手の気持ちに集中できず、的確なアドバイスやマッチングを行うことが難しくなります。
このように、結婚相談所を開業する際には、開業資金とは別に、1年分の生活資金を確保しておくことが重要です。生活資金に余裕があれば、事業に集中して、サービス品質の向上につなげることができます。
結婚相談所オーナーの年収目安は500万円ほど
結婚相談所のオーナーの年収は、500万円ほどが目安です。
結婚相談所は、会員制のサービスであるため、会員数が増えるほど、収益も増えます。そのため、会員数が多い大手結婚相談所のオーナーは、年収1,000万円を超えることも珍しくありません。
一方、個人で運営する結婚相談所や、会員数が少ない結婚相談所のオーナーは、年収が500万円を下回る場合もあります。
このように、結婚相談所のオーナーの年収は、会員数によって大きく異なります。
結婚相談所は、自宅の一室で開業したり、広告宣伝費を抑えたりすることで、コストを抑えることができます。
また、結婚相談所は、副業から始めることも可能です。副業から始める場合は、開業資金や運営資金を抑えることができます。また、本業に支障が出ないように、時間を調整しながら、事業を拡大していくことができます。
このように、結婚相談所は他業種に比べて開業・運営コストを抑えることができ、副業から始めることもできることから、コツコツ年収アップを目指していける業種といえます。
結婚相談所の収入内訳
結婚相談所のクライアントが支払う料金には次のようなものがあり、オーナーはこの中から収入を得ています。
項目 | 価格目安 |
入会費 | 1万~10万円 |
月会費 | ~2万円 |
お見合い費 | 5,000~1.5万円 |
成婚費 | ~30万円 |
パーティー・セミナー参加費 | ~1万円 |
ブライダル関連費 | ~30万円 |
成婚費やブライダル関連費などの料金が高く、成婚が増えるほどオーナーも稼げる仕組みです。
【4ステップ】結婚相談所を開業するまでの流れ
結婚相談所を開業するまでの流れを、次の4つに分けて紹介します。
- 事業計画を立てる
- 集客の準備をする
- 必要な設備を準備する
- 開業届けを提出する
STEP1.事業計画を立てる
結婚相談所を開業する前に、まずは事業計画を立てることが重要です。事業計画は、結婚相談所の経営方針や具体的な施策をまとめたものです。
事業計画を立てる際には、以下の要素を検討する必要があります。
- ターゲット層
- サービスの内容
- 料金体系
- 集客方法
- 運営体制
事業計画は、資金調達の際にも必要となります。事業計画書がしっかりしていれば、銀行や投資家からの信頼を得ることができ、資金調達の成功率を高めることができます。
STEP2.集客の準備をする
結婚相談所を開業するためには、集客が欠かせません。主な集客方法は、以下のとおりです。
- インターネット広告
- 雑誌や新聞などの広告
- 街頭や駅でのチラシ配布
- 紹介や口コミ
- セミナーやイベントの開催
- SNSの活用
- ポータルサイトへの掲載 など
インターネット広告やセミナー・イベントの開催は、費用対効果が高く、ターゲット層を絞ってアプローチすることができます。雑誌や新聞などの広告は、信頼性や知名度を高めることができます。街頭や駅でのチラシ配布は、直接会員に情報を届けることができます。紹介や口コミは、最も効果的な集客方法のひとつです。
STEP3.必要な設備を準備する
必要な設備は実店舗の有無で変わってきます。
実店舗を構える場合、以下の設備を準備する必要があります。
- 事務所
- 机や椅子などの家具
- パソコンやプリンターなどのOA機器
- 書類や資料を保管するための棚やファイル
- カウンセリングや面談を行うためのスペース
- お見合いを行うためのスペース
事務所の場所は、ターゲット層の居住エリアや交通の便を考慮して選びましょう。家具やOA機器は、結婚相談所の雰囲気やイメージに合ったものを選びましょう。書類や資料を保管するための棚やファイルは、整理整頓しやすいものを選びましょう。カウンセリングや面談を行うスペースは、会員のプライバシーに配慮して、個室や半個室にするとよいでしょう。お見合いを行うスペースは、会員同士が落ち着いて会話できるようなスペースにしましょう。
実店舗を構えない場合、以下の設備を準備する必要があります。
- パソコンやプリンターなどのOA機器
- インターネット回線
- 書類や資料を保管するためのストレージ
パソコンやプリンターなどのOA機器は、結婚相談所の業務に必要な機能を備えたものを選びましょう。インターネット回線は、安定した通信速度で利用できるものを選びましょう。書類や資料を保管するためのストレージは、セキュリティが万全なものを選びましょう。
実店舗を構えない場合は、自宅の一室やコワーキングスペースを活用することも可能です。ただし、会員とのカウンセリングや面談を行う場合は、プライバシーに配慮した場所を確保する必要があります。
STEP4.開業届を提出する
開業届は、個人事業主として事業を開始したことを税務署に届け出る書類です。開業届を提出することで、事業所得や雑所得などの所得税の申告や納税を行うことができるようになります。
開業届の提出手順は、以下のとおりです。
- 国税庁のウェブサイトから開業届の様式をダウンロードする。
- 必要事項を記入する。
- 提出先の税務署に郵送または持参する。
開業届の提出は義務付けられています。開業届を提出しなくても罰則はありませんが、税務署から調査や指導を受ける可能性があります。
結婚相談所の開業で失敗しないための4つのアイデア
結婚相談所の開業で失敗しないためのアイデアを4つ紹介します。
アイデア1.集客についてしっかり勉強する
結婚相談所の開業で失敗しないためには、集客が欠かせません。集客がうまくいかなければ、会員を獲得することができず、事業を継続することが困難になります。
そのため、結婚相談所を開業する際には、集客についてしっかり勉強しておくことが重要です。集客について勉強することで、効果的な集客施策を、コストを抑えて実施できるようになるでしょう。
アイデア2.差別化のために資格を取得する
結婚相談所を開業するためには、特別な資格は必要ありません。しかし、資格を取得することで、差別化を図ることができ、競合他社との競争に勝ちやすくなります。
特に、心理カウンセラーやファイナンシャルプランナーの資格は、結婚相談所の開業において役立つ可能性があります。
心理カウンセラーの資格を取得することで、相談者の心理状態を理解し、適切なアドバイスを行うことができるようになります。これは、相談者に安心感を与え、信頼関係を築くために役立ちます。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得することで、結婚後の生活や資産形成に関するアドバイスを行うことができるようになります。これは、結婚後の生活をより豊かにするために役立ちます。
もちろん、資格を取得したからといって、必ず成功するわけではありません。しかし、資格を取得することで、信頼性や専門性を高めることができ、会員の獲得に有利に働く可能性があります。
アイデア3.結婚相談所連盟に加盟する
結婚相談所連盟とは、複数の結婚相談所が集まって会員情報を共有する組織です。連盟に加盟することで、自社の会員と他連盟の会員との間でお見合いが組めるようになるため、会員数の拡大につながります。
結婚相談所連盟に加盟することで、以下のメリットが得られます。
- 会員数の拡大
- 加盟料や入会金の割引
- 研修やセミナーの受講
- 広告や宣伝のサポート
会員数の拡大は、結婚相談所の成功にとって最も重要な要素です。結婚相談所連盟に加盟することで、自社の会員数を拡大し、事業を成功させやすくなります。
アイデア4.フランチャイズを活用する
フランチャイズとは、本部から商号、商標、ノウハウなどの権利を譲り受け、本部とフランチャイズ契約を締結して営業する事業形態です。
フランチャイズ本部は、自社の会員情報やノウハウを活用して、加盟店の集客をサポートします。そのため、加盟店は独自で集客を行う必要がなく、初期費用やランニングコストを抑えることができます。
他にも経営に関するアドバイスをもらったり相談をしたり、業務効率化に役立つ独自システムを提供してもらったり、さまざまなメリットがあります。
結婚相談所のおすすめフランチャイズ
フランチャイズに加盟することで、集客や経営に関する知識不足を補えます。特に集客面のメリットは大きく、加盟金やロイヤリティなどの費用以上の売上アップができるケースも多いです。
結婚相談所のおすすめフランチャイズを紹介するので、自分に合うチェーンを探してみてください。
NNR日本仲人連盟
- 開業コストが黒字化しやすくサポートが充実
- 登録会員数75,000名で業界最大級
- 未経験でも人生経験が活かせる
日本仲人連盟(NNR)は、業界最大級の登録会員数を誇る結婚相談所です。会員数が多いほど理想の相手に出会えるチャンスが広がり、実績が挙がることで入会者が増えるという好循環が生まれていることが特徴です。
結婚相談所でのカウンセラーとして経験がなくても、運営をバックアップし各種研修や個別のサポートでノウハウを伝授します。また、初期費用が安価に抑えられており、研修費は全額無料と事業の早期安定化が見込めます。
NNRでは各種行事の開催や開業エリアが近い方々の懇親会を実施しているため、仲間ができやすい環境があります。人の人生を請け負う職種だからこそ苦しい時もありますが、一人ではなく仲間と連盟本部がそばにいることを実感でき、モチベーションを維持しながら事業を運営することが可能です。
開業資金 | ロイヤリティ | 契約期間 | 加盟店舗数 |
加盟金:60万円(税抜) 運営費:8,000円~/月(税抜) | なし | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
良縁会
- 最短1週間で開業可能
- 全国の登録会員数約5万名
- 開業後の運営も全面バックアップ
良縁会は、データベースマッチングで運命の人との出会いをお手伝いする結婚相談所です。創立から23年を超え、全国の登録会員数は49,210名にまでのぼります。
連盟に支払うロイヤリティーは一切発生せず、研修や書類テンプレートは無料と開業のスタートダッシュを安心して切れる、開業サポート体制が整っています。頭金を分割する特別プランを適用することで10万円から開業が可能です。
開業後も運営のサポートが手厚く、研修の他に開業後6か月は個別サポートとして毎月の面談で運営や集客のアドバイスが受けられます。サポートだけでなく、各種企業との連携があることや登録会員数が多いこともお見合いの成功率が高くなり、収益アップにつながりやすい仕組みがあります。
良縁会 (株式会社デンファレ) | |||
開業資金 | ロイヤリティ | 契約期間 | 加盟店舗数 |
加盟金:10万円(税抜)*加盟金分割頭金 月会費:1万円(税抜) 会員活動費(月額):500円/名 会員登録料:1,100円 開業時コンサル:6ヶ月間無料 | なし | 要問い合わせ | 1,609社(提携グループ含む) |
IBJ
- 登録会員8万6千人
- 月間25本の無料研修
- 東証プライム上場企業が運営する連盟組織
IBJは、全国の加盟相談所とその会員をつなぐ日本最大級の結婚相談所ネットワークです。加盟相談所の会員同士で自由にお見合いを組むことができ、婚活カウンセラーがお見合いの調整や巨細のサポートを行っており、毎月6万件以上のお見合いを成立させています。
IBJでは、お見合いシステムの提供と婚活カウンセラーへの支援を行っています。AIを使ったお相手紹介や日程調整など一連の結婚相談所業務をフルサポートするシステムがあります。開業前の研修のほかに、開業後にも月間25本の無料研修を実施するなどサポート体制が充実しています。
会員数が多く、業界No.1の成婚数を生み出すIBJは事業継続率も97%と水準が高く、継続して事業を運営することが可能です。
開業資金 | ロイヤリティ | 契約期間 | 加盟店舗数 |
加盟金:160万円 研修費:0円(加盟金に含まれる) 保証金:不要 物件費用:不要 開業準備金・運転資金・オープン費用等:不要 | 0円 | 要問い合わせ | 4,091社 ※2023年11月時点 |
日本ブライダル連盟
- 会員数約6万6千人
- 50年の伝統を誇る
- 顧客相談窓口を代行し、業務に集中できる環境がある
日本ブライダル連盟は、自社直営の相談所を持たず、結婚相談所の開業支援を行う団体です。設立から50年という永きにわたり良縁を繋いできた仲人文化を創造し、晴れの日をつくるライフワークをご提案しています。
開業したその日から結婚相談所としての活動ができるような加盟特典や活動ツールが充実しています。また、顧客から分かりやすい認証や資格を取得するための研修を実施しています。
結婚相談所の業務を行う中で会員様とトラブルが発生する場合もあります。しかし、日本ブライダル連盟では顧客トラブル対応を顧客相談窓口にて代行するため、業務に集中できる環境があります。
開業資金 | ロイヤリティ | 契約期間 | 加盟店舗数 |
開業費用:60~80万円(税込) 月会費:7,000~15,000円(税込) | なし | 要問い合わせ | 約2,000社 ※2023年10月時点 |
MarriageDesignGroup
- 東証グロース上場企業が運営
- 圧倒的な集客力で長期運営が可能
- 開業前後の安心サポート
マリッジデザイングループ(MDG)は、東証グロース上場企業が運営する安心安全の結婚相談所連盟です。日本最大級の加盟相談所数を誇り、加盟相談所同士で会員データベースを共有することで他の相談所の会員へ紹介や申込が可能になります。
MDGを運営するリンクバルは数多くの出会いを支えるサービスを運営しており、多数の会員から結婚相談所への紹介を行っています。そのため、安定した集客を行うことができ、長期継続して運営することが可能になります。
業務ではマッチングシステムを導入しており、会員の入会・交際フォローから他の相談所との連絡まで結婚相談所運営業務を網羅する使いやすいシステムとなっています。また、加盟金は75万と他の結婚相談所連盟に比べて安いことが特長です。
開業資金 | ロイヤリティ | 契約期間 | 加盟店舗数 |
加盟金:75万(税抜) | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
集客が難しい結婚相談所は、フランチャイズで開業するのがおすすめ
結婚相談所を開業するためには、集客が欠かせません。しかし、結婚相談所の開業は競争が激しく、集客が難しいという課題があります。
そのような状況において、フランチャイズで開業することは、集客のサポートを受けられるという大きなメリットがあります。フランチャイズ本部は、自社の会員情報やノウハウを活用して、加盟店の集客をサポートします。そのため、加盟店は独自で集客を行う必要がなく、初期費用やランニングコストを抑えることができます。
また、フランチャイズ本部は、経営に関するノウハウや経験も豊富に持っています。そのため、加盟店は経営に関するアドバイスをもらったり相談をしたりすることで、経営のスキルやノウハウを身につけることができます。
もちろん、フランチャイズで開業すれば必ず成功するわけではありません。しかし、フランチャイズを活用することで、結婚相談所の開業に必要なノウハウやサポートを受けることができ、成功の確率を高めることができます。
本記事で紹介したフランチャイズのなかに気になるところがあったら、まずは公式HPをチェックしてみてください。加盟費やロイヤリティ、詳しいサポート内容など、わからないことがあったら問い合わせをしてみましょう。なるべくたくさんのチェーンの情報を集め、自分に合ったところを選ぶことが大切です。