ネット物販は副業から気軽に始められるビジネスです。販売方法によっては初期費用・月額料金なしで始められます。本記事ではほかの副業と比べた物販のメリット・デメリット、商品販売のプラットフォーム、成功のコツをまとめて紹介します。
副業でできる物販ビジネスとは?
ネット物販とは、インターネット上で商品を販売するビジネスです。フリマアプリやECサイトなどのプラットフォームを利用し、商品を仕入れて販売します。特別なスキルや知識がなくても誰でも始められる手軽さが魅力です。
また、仕事や家事の隙間時間を利用して取り組めるため、副業としても人気があります。
ただし、競争が激しく、利益率が低い商品も多くあります。商品の画像や説明文の作成、発送などの作業も必要です。
ネット物販に興味がある方には、まずは自分の興味やスキルに合った商品を探し、販売方法を調べてみることをおすすめします。
転売との違い
物販とは、商品を仕入れて販売するビジネスの総称です。一方、転売とは、仕入れた商品に利益を上乗せして販売するビジネスです。
つまり、転売は物販の一種であり、仕入れと販売という基本的な流れは同じです。ただし、転売は希少な商品や流通数が限られる商品を買い占めるという特徴があります。
転売は、需要と供給のバランスが崩れて価格が高騰している商品を、その価格で購入できない人々に提供するという役割も果たしています。そのため、転売自体は違法ではありません。
しかし、転売によって本来の需要者を排除したり、不当な利益を得たりする行為は、社会的な問題として指摘されています。
2種類の物販ビジネス
ネット物販は大きく2種類に分けられます。
仕入れた商品を販売する
仕入れた商品を販売するとは、卸業者やメーカーなどから商品を仕入れ、それを自ら販売するビジネスです。仕入れ先は、卸業者やメーカーのほか、オークションやフリマアプリなどでも見つけることができます。
このビジネスのメリットは、初期費用が比較的低く抑えられることです。仕入れ先によっては、商品を仕入れるだけで販売する手続きを代行してくれる場合もあります。また、仕入れ先や商品の種類が豊富なため、自分の興味やスキルに合った商品を選ぶことができます。
一方、デメリットとして競争が激しいことが挙げられます。同じ商品を販売している業者が多いので、価格や品質で勝負する必要があります。また、仕入れや販売のノウハウが必要です。商品の需要や価格を調査したり、販売方法を工夫したりする必要があります。
商品を作って販売する
物販ビジネスの2つ目の種類は、「商品を作って販売する」です。これは、自分で商品を企画・開発・製造し、自ら販売するビジネスです。
このビジネスのメリットは、独自性やオリジナリティを打ち出せることです。仕入れた商品を販売するビジネスでは、他社と同じ商品を販売することになりますが、自分で商品を作るビジネスでは、オリジナルの商品を販売することができます。
また、高い利益率を期待できることもメリットです。仕入れた商品を販売するビジネスでは、卸業者やメーカーから商品を仕入れるため、仕入れ値と販売価格の差が利益となります。しかし、自分で商品を作るビジネスでは、仕入れ値がないため、販売価格を自由に設定することができます。
一方、デメリットとしては、初期費用や運営費用が高額になることが挙げられます。商品の企画・開発・製造には、時間と費用がかかります。また、販売するためには、ウェブサイトやECサイトの構築、販促活動などにも費用がかかります。
販売リスクが高いこともデメリットです。自分で商品を作るビジネスでは、商品が売れなければ、在庫を抱えるリスクがあります。また、商品が売れなくても、開発・製造にかかる費用は発生します。
ほかの副業と比べた物販ビジネスのメリット
ほかの副業と比べ、ネット物販は低コスト・低リスクではじめられます。その理由を、ネット物販の3つのメリットと併せて紹介します。
実はお金をかけずに始められる
物販ビジネスはほかの副業と比べて、実はお金をかけずに始められます。自宅の不用品やフリマアプリで安く仕入れた商品を販売するだけでも、十分な収入を得られます。ネットショップやECサイトを利用する場合は、初期費用が無料や低額で始められるサービスも多くあります。
もちろん、仕入れ先や販売方法によっては、ある程度の初期費用や運営費用がかかる場合もあります。しかし、他の副業と比べて、比較的低い費用で始められることは確かです。
時間をかけずに始められる
物販ビジネスは、ほかの副業と比べて、実はお金をかけずに始められるだけでなく、時間をかけずに始められるというメリットもあります。
例えば、自宅の不用品やフリマアプリで安く仕入れた商品を販売する場合は、商品を仕入れて、写真を撮って、出品するだけで、すぐに販売を始めることができます。また、ネットショップやECサイトを利用する場合は、商品登録や決済方法の設定などを済ませれば、すぐに販売を始めることができます。
もちろん、商品の選定や販売方法を工夫するために、ある程度の時間は必要ですが、他の副業と比べると、比較的短時間で始められると言えるでしょう。
収入の上限が高い
物販ビジネスは、ほかの副業と比べて、収入の上限が高いです。
その理由は、労働集約型のビジネスではないことにあります。ライターやデザイナーなどの職種は、執筆やデザイン制作などの実務が必要であり、「時間単価×稼働時間=収入の上限」となります。
一方、物販ビジネスは、商品の出品や管理、配送などの業務がありますが、これらは仕組み化・アウトソースしやすいです。そのため、副業が軌道に乗り、使える資金が多くなるほど、自分以外の人やシステムに業務を任せられるようになり、自分の時間単価(時給換算)が高くなります。
例えば、商品の撮影や梱包作業を外部に委託すれば、自分の労働時間を削減することができます。また、ネットショップやECサイトの運営を代行してくれるサービスもありますので、それらを利用すれば、さらに自分の労働時間を削減することができます。
このように、物販ビジネスは労働集約型のビジネスではないため、副業が軌道に乗れば収入の上限を高められます。
ほかの副業と比べた物販ビジネスのデメリット
ネット物販は比較的始めやすい副業ですが、ライターやデータ入力などに比べるとハードルが高いかもしれません。その理由を、ほかの副業と比べたネット物販のデメリットと併せて紹介します。
在庫リスクがある
物販ビジネスのデメリットとして、まず「在庫リスクがある」という点が挙げられます。
物販ビジネスでは、商品を仕入れてから販売するまでの期間が生じます。そのため、その間に商品の需要が減ったり、流行が変わって売れなくなってしまったりすると、在庫が残ってしまいます。
在庫が残ってしまうと、仕入れ費用が損失になってしまいます。また、商品の保管場所や廃棄費用などのコストも発生します。
在庫リスクを回避するためには、商品の需要や流行をしっかりと調査し、適切な商品を仕入れることが重要です。また、仕入れの量を抑えたり、在庫の回転率を上げたりするなどの対策も必要です。
細かな作業が多い
物販ビジネスのデメリットとして、次に「細かな作業が多い」という点が挙げられます。具体的には次のような作業があり、すべてを自分ひとりで行うとなるとかなりの時間と手間がかかります。
- 商品の選定・仕入れ
- 商品の撮影・編集
- 商品の説明文の作成
- 商品の出品・登録
- 商品の在庫管理
- 商品の梱包
- 商品の配送
- 問い合わせやクレームへの対応 など
これらの細かな作業は、商品を販売するためにも購入者からの信頼を得るためにも重要な業務です。
商品の選定・仕入れを誤ると、売れ行きが悪くなってしまいます。商品の撮影・編集や商品説明文の作成が適切でないと、購入者が商品を買う気がなくなってしまうかもしれません。商品の梱包や配送が丁寧でなければ、購入者からのクレームにつながる可能性があります。
また、問い合わせやクレームへの対応が不十分であると、購入者からの信頼を失ってしまう可能性があります。物販ビジネスで成功するためには、これらの細かな作業をおろそかにせず、しっかりと行うことが重要です。
ライバルが多い
物販ビジネスのデメリットとして、最後に「ライバルが多い」という点が挙げられます。
物販ビジネスは、誰でも気軽に始められるため、ライバルが多いのが現状です。そのため、商品の差別化やマーケティングが重要となります。
商品の差別化を行うには、オリジナル商品を販売したり、競合他社とは異なる視点で商品をアピールしたりするなどの工夫が必要です。マーケティングを行うには、ターゲット層を明確にして、その層に効果的なプロモーションを行う必要があります。
ライバルが多い環境では、これらの取り組みをしっかりと行うことで、他社との差別化を図り、売上を伸ばしていくことができます。
物販ビジネスで取り扱い注意の商品
物販ビジネスは気軽に始められる副業ですが、取り扱い注意の商品が2つあります。中古品とチケットです。それぞれどんな点に気をつければいいのか、そもそも販売・転売していいのかを解説します。
中古品
物販ビジネスで取り扱い注意の商品として、まず「中古品」が挙げられます。中古品は、古物商許可が必要であることから、取り扱いには注意が必要です。
古物商許可とは、古物を買い取ったり販売したりするために必要な許可です。古物とは、一度人の手に渡った物品のことで、中古品だけでなく、骨董品や宝飾品なども含まれます。
古物商許可を取らずに中古品の売買をすると、古物営業法に違反することになり、罰金が科せられる可能性があります。
チケット
物販ビジネスで取り扱い注意の商品として、次に「チケット」が挙げられます。チケットは、チケット不正転売禁止法で禁止されていることから、取り扱いには注意が必要です。
チケット不正転売禁止法とは、特定興行入場券(ライブやコンサート、スポーツイベントなどのチケット)の不正転売を禁止する法律です。
特定興行入場券の不正転売とは、興行主の同意のない有償譲渡を禁止する旨が明示されているチケットを、販売価格を超える価格で転売することを指します。転売目的での買い占めにより正規価格で購入できない人が増えたこと、転売で高額販売されても興行主には何の利益もないことなどから、このような法律が制定されました。
簡単にまとめると、「転売目的でチケットを買い占め、定価を超える価格で転売してはいけない」ということです。
副業で物販ビジネスを始めるための準備
副業で物販ビジネスを始めるための、最低限必要な準備を紹介します。
商品を仕入れるのか作るのか考える
副業で物販ビジネスを始める際には、まず「商品を仕入れるのか作るのか」を考える必要があります。
商品を仕入れる場合は、メーカーや問屋から商品を購入して販売することになります。この場合、初期費用が比較的少なくて済み、すぐに始めることができます。また、仕入れ先の在庫状況や価格に左右されるため、売れ行きが安定しやすいというメリットもあります。
一方、商品を作る場合は、自社で商品を企画・製造して販売することになります。この場合、初期費用や製造コストがかかるため、ある程度の資金と時間が必要です。また、トレンドや需要をしっかりと把握して、魅力的な商品を開発する必要があります。
扱う商品を決め、用意する
副業で物販ビジネスを始めるための2つ目の準備は、「扱う商品を決め、用意する」ことです。次の3つのポイントを意識して商品を用意しましょう。
- 需要はあるか
- 利益率はどの程度か
- 自分が興味・関心を持てるか
需要も利益率も高いに越したことはありませんが、そんな商品はなかなか見つからないかもしれません。薄利多売か厚利少売か、ビジネススタイルをある程度決めておくと商品探しが楽になります。
また、自分にとって興味・関心のある商品を選ぶことで、販売するモチベーションが上がります。副業を続けるためにも、売上アップのためのアイデアを生み出すためにも、モチベーションは大切です。
物販のプラットフォームを決める
副業で物販ビジネスを始める際には、次に「物販のプラットフォームを決める」必要があります。
プラットフォームとは、商品を販売するための場所や仕組みのことです。物販のプラットフォームには、大きく「ECモール」と「自作のネットショップ」の2種類があります。
ECモールとは、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの、複数の店舗が集まったオンラインショッピングモールです。ECモールに出店することで、集客力や知名度を活かして、効率的に販売することができます。
自作のネットショップとは、自分で独自のネットショップを構築して販売する方法です。ECモールに比べて自由度が高く、独自のブランドやコンセプトを打ち出せます。
ショップページ・商品ページを作る
副業で物販ビジネスを始める際には、最後に「ショップページ・商品ページを作る」必要があります。
ショップページとは、店舗の顔となるページです。商品の紹介や購入方法、会社概要など、さまざまな情報を掲載します。
商品ページとは、商品の詳細情報を掲載するページです。商品の特徴やサイズ、価格など、購入前に知っておきたい情報をわかりやすく伝えることが大切です。
物販ビジネスを始める3つの方法
物販ビジネスを始める主な方法を3つ紹介します。おすすめのECモールやネットショップ作成サービスも紹介するので、自分に合うものを探してみましょう。
方法1.とにかく手軽な「SNSとリンク決済」
SNSとリンク決済を活用した物販ビジネスは、とにかく手軽に始められるのが特徴です。
集客は、SNSの投稿を使って行います。商品の魅力や特徴をアピールする画像や動画を投稿したり、ハッシュタグを使って商品を探しているユーザーにリーチしたりすることで、商品の認知度を高めることができます。SNSのフォロワーや友人・知人などに直接商品を紹介できる点もメリットです。
支払いには、リンク決済を利用します。リンク決済とは、ECサイトやブログなどから商品を購入する際に、決済画面を介さずに商品の購入手続きを完了できる決済方法です。
リンク決済を利用すれば、ECサイトやネットショップを構築する必要がなく、初期費用や月額費用を抑えて物販ビジネスを始められます。
方法2.集客力が高い「ECモール」
ECモールとは、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの、複数の店舗が集まったオンラインショッピングモールです。ECモールに出店することで、集客力や知名度を活かして効率的に販売できます。
【メリット】
- 集客力が高い
- 知名度が高い
- 決済や物流などのシステムが整っている
【デメリット】
- 初期費用や月額費用がかかる
- 出店審査がある
- 競合が多い
ECモールは、集客力や知名度を活かして、効率的に物販ビジネスを始めることができる方法です。ただし、初期費用や月額費用がかかり、出店審査があるため、事前に準備が必要です。
気軽に始められる「メルカリ」
メルカリは、フリマアプリやオークションサイトとして人気を集めている、国内最大級のCtoC(個人対個人)マーケットプレイスです。
メルカリで物販の副業を始める場合、初期費用や月額費用は一切かからず、手軽に始められます。また、出品から配送まで、すべてアプリ上で完結できるため、手間がかかりません。
ただし、メルカリは個人売買のプラットフォームであるため、出品や取引に関するトラブルが起こる可能性がある点には気をつけましょう。
自由度は低いが手間が少ない「Amazon」
Amazonは世界最大級のECモールで、日本国内でも圧倒的なシェアを誇っています。
Amazonは出品者向けに2つのプランがあり、1出品ごとに100円の低価格から始められます。Amazonが提供するフルフィルメント by Amazon(FBA)を利用すれば、商品の保管や配送をAmazonに委託できるため、手間が省けます。
ただし、Amazonは競合が非常に多いため、差別化を図ることが重要です。
自由度が高くサポートも充実「楽天市場」
楽天市場は国内最大級のECモールで、日本全国に多くのユーザーを抱えています。
楽天市場で物販の副業を始める場合、初期費用として6万円、月額費用として最低19,500円がかかります。ほかのECモールと比べると費用は割高ですが、運営からのサポートが充実していて、未経験でもショップを成長させやすいでしょう。
商品の保管や配送を委託できる楽天スーパーロジスティクスや楽天ポイントによる高い集客力などもあり、物販が初めての人にもおすすめできます。
自作商品の販売なら「minne」
minneは、国内最大級のハンドメイド・クラフト・ヴィンテージ・ギフトのマーケットです。
minneは初期費用・月額料金ともに無料で利用できます。かかる費用は販売手数料として注文総額の10.56%、売上金の振込手数料の220円です。
ハンドメイド作品の販売に特化したプラットフォームであるため、他店との差別化がしやすいです。また、作品の撮影や販売方法に関するセミナーやイベントなど、作家支援の取り組みが充実しています。
方法3.自由度が高い「自作ネットショップ」
自作ネットショップとは、自分でネットショップを構築して物販ビジネスを行う方法です。最近は無料で、特別なスキルがなくても利用できるネットショップ作成サービスも多く、気軽に取り組む人が増えています。
【メリット】
- 自由度が高い
- デザインやレイアウトを自由にカスタマイズできる
- 独自ドメインを取得できる
【デメリット】
- 初期費用や月額費用がかかることもある
- 構築や運用にある程度の手間がかかる
- 集客が難しい
無料で始められる「BASE」
BASEは初期費用・月額費用が無料で、誰でも簡単にネットショップを開設できるサービスです。デザインテンプレートが豊富に用意されており、初心者でも簡単におしゃれなショップを作成できます。また、決済や配送などのシステムも充実しており、本格的なネットショップ運営をサポートします。
無形商材にも強い「Square」
Squareは、決済端末やPOSレジ、ネットショップ作成サービスなどを提供する会社です。ネットショップ作成サービスは、初期費用・月額料金ともに無料で利用できます。
また、無形商材の販売にも対応しており、デジタルコンテンツやオンラインレッスンなどの販売にも利用できます。都度払いはもちろん、継続課金にも対応可能です。
物販ビジネスの副業で稼ぐ5つのコツ
物販ビジネスは気軽に始められる副業ですが、稼ぐには工夫や努力が必要です。具体的にどんなことをすればいいのか、最低限心がけたい5つのコツを紹介します。
コツ1.まずは小さく始める
物販ビジネスの副業を始める場合、まずは小さく始めることが大切です。最初から大きな規模で始めると、資金や時間、労力がかかり、失敗するリスクが高くなります。
まずは、自分が興味のある商品や、自分が得意とする販売方法を絞り込み、小さな規模で始めましょう。小さく始めることで、リスクを抑えながら、ビジネスのノウハウを身につけることができます。
コツ2.SNSを活用する
SNSは、物販ビジネスの集客に欠かせないツールです。SNSを活用することで、ターゲット層に商品をアピールし、効率的に集客することができます。
ターゲット層に合わせたSNSを活用することで、より効果的に集客することができます。ユーザーとのコミュニケーションを積極的に行うことで、信頼関係を築き、リピーターを着実に増やしていけるでしょう。
SNSの集客効果を高めるには、継続的な運用が大切です。毎日少しずつでもいいので、コツコツと投稿し続けることで、徐々に成果が見えてくるでしょう。
コツ3.商品の説明や写真にこだわる
商品の説明や写真は、商品を売るうえで最も重要な要素です。商品の説明や写真がわかりやすく、魅力的であれば、ユーザーの購買意欲を高められます。次のポイントを意識して、ユーザーにとって親切で魅力的な商品紹介を作りましょう。
- 商品の特徴やメリットをわかりやすく伝える
- 商品のサイズや重量などのスペックを明記する
- 商品の使用感や着用感などをイメージできるような写真を用意する
コツ4.梱包を丁寧に、配達を迅速に
梱包と配達は、商品を届けるプロセスの最後の部分です。この部分で丁寧で迅速な対応を行うことで、購入者の満足度を高められます。これにより再購入の確率を高めたり、ポジティブな口コミを広げてもらえたりする可能性も高まります。
コツ5.支払い方法を充実させる
支払い方法は、ユーザーにとっての利便性を大きく左右する要素です。できるだけ多くの支払い方法に対応することで、ユーザーの利便性を高め、購入のハードルを下げられます。最低でも、次のような支払い方法には対応できるようにしましょう。
- クレジットカード
- デビットカード
- コンビニ決済
- 銀行振込
- 代金引換 など
最近では、QRコード決済や電子マネーなどのキャッシュレス決済の利用も増えています。ポイントを貯めたり、収支の管理を簡略化したりするために、普段使っている支払い方法が使えるかどうかで購入ショップを選ぶユーザーもいます。
ユーザーのニーズに合わせて、支払い方法の選択肢を増やすことが大切です。
物販は意外と気軽に始められる!まずは副業で試してみよう
物販ビジネスは意外と気軽に始められて、副業にもおすすめです。初期費用や月額費用を抑えられる方法で始めること、少量の仕入れ、商品の回転率を高めるといった方法で、コストとリスクを抑えられます。
まずは副業として始めてみて、自分に合っているかどうかを試してみるのもおすすめです。失敗しても、本業に影響することはありません。まずは小さく始めて、ビジネスのノウハウを身につけ、徐々に規模を拡大していくようにしましょう。